車検レポート(長野県/NOBさん)

以前に、フロントウィンドウのがたつきの修理を載せていただいた山形の奥山です。

今回、ユーザー車検を行いましたので、お役に立てればと思いそのレポートを送らせていただきます。
相変わらずデジタルカメラが無いので文章のみの報告ですいません。


1.車

平成5年式 デリカスターワゴンGLX ディーゼル
車検満了日 平成12年4月23日

2.24ヶ月定期点検
(1) 下回りの洗浄

近所のコイン洗車場で2回分(600円)で洗いました。


(2) ルーフボックスとルーフキャリアの取外し

(3) 点検記録簿(陸運局でもらったもの)に添って点検/整備

* ディーゼルと言う事で、点検記録簿の下記の点は横線で消しました
    ・ 点火装置の部分全て
    ・ 燃料装置の部分の「スロットルバルブ、チョークバルブ・・・」 の部分
    ・ 公害発散防止装置等は「排気ガス再循環装置・・・」のみ
      残し、他は消しました。
      (車に付属の三菱発行の整備手帳の24ヶ月点検の中の公害発散防止装置等の
      点検必要項目がこれだけだったので)

@ エンジンオイル
    オイルのみ交換しました。オイルフィルタは前回のオイル交換時に
    交換したので、今回は交換しませんでした。

A デフ/ミッション/トランスファオイル
    前年(平成11年)の12月位に全交換済みだったので
    オイルの漏れ、にじみが無いかの点検のみとしました。
    フロントデフについては、アンダーガードの前側固定ボルトを
    外し懐中電灯で照らして点検しました。

B フロントブレーキ
    ブレーキパットの残量とキャリパの点検のみで、キャリパの
    分解整備はしませんでした。
    ブレーキパットの残量は左右とも5mmだったのでそのまま使用しました。

C リアブレーキ
    ドラムを外し、ライニングの残量とホイールシリンダの点検のみで、
    ホイールシリンダの分解整備はしませんでした。
    ライニングの残量は左右とも4mmだったのでそのまま使用しました。

D 下回りの増し締め
    ジャッキアップの状態で、目に付くボルト・ナットをすべて増し締めしました。

E パーキングブレーキの調整
    ブレーキワイヤの調整部分で調整しました。
    3ノッチで利き始めて、6ノッチ完全に利くように調整しました。

F タイヤ残り溝の測定(点検記録簿に記入欄があるので)
    ノギスのデプスゲージで測りました
    冬前にスタッドレスに交換したばかりだったので、四輪ともに10mmでした。

G 排気ガス系の点検
    ディーゼルなので、排気ガス再循環装置のみの点検をしました。
    といっても、吸気近辺のパイプが全て連結されているか位の
    点検しかしませんでした。

H その他
    冷却水、ウォッシャ液の給水。
    あとは点検記録簿に添って、締め付け、清掃、点検を行いました。
    ライト類は、かみさんに協力してもらい、全て点検しました。
    フロント足回りのグリースアップ。
    (デリカは未だにグリースニップルついていたんですね)

    前から気になってたのですが、ターボのIN側付近からオイル漏れしているようで、
    運転席側のパネルをめくらないと修理できそうもありませんでした。
    とりあえず車検を通すために、ブレーキクリーナでオイルをきれいにし、
    本格修理は車検を取ってからにする事にしました。

(4) 下回りの塗装

山形は融雪剤を散布する関係で下回りに錆が出やすいので、
念入りに塗装しました。本来はシャシブラックを塗るところですが、
安い缶スプレー(¥298)を3本を使いました。
また、耐熱の銀スプレーがあったので、エキゾーストパイプ、マフラーも
ついでに塗装したのですが、やっぱり外してから塗るべきでした。
あちこちにに飛びました。

3.自賠責保険の加入

知人の保険屋さんに手続きしてもらいました。

4.ユーザー車検の予約

電話で音声ガイダンスに添って予約しました。
この時期混んでいるためか、1週間先(4/3の月曜に予約して次の4/10月曜)に
なりました。
山形の陸運局では1日4ラウンドあり、1ラウンドに予約しました。
但し、予約した後、車検当日から出張になりそうになったので、4/6に
直接陸運局に行きこの事を話したところ、最初は渋っていましたが
4/6の2ラウンドに空きがあると言う事で、その日に受けました。

5.車検当日
(1) 4、のような事も有り、9:00に陸運局に行き、書類を整え2ラウンド(10:15〜)
   を受けました。

(2) 書類

@ 継続検査申請書(OCRシート 3号様式というものです、¥31)
A 自動車検査証
B 検査手数料(¥1,400)
C 自動車重量税納付書
D 自動車税納付書(毎年払っている領収書の本年または前年分ですね)
E 自賠責保険証明書
F 車検結果の記入用紙(車検場で機械記入するためのもの)

* @、B、C、Fは陸運局のそばの整備振興会でユーザー車検ですと言って
  購入またはもらいます。
  当日陸運局に行ってユーザー車検受検を話せば教えてくれます。
  書類の記入等で1時間くらい見ておけばOKだと思います。
  記入後、陸運局の担当窓口に提出し、ハンコをもらいます。
  書類の作成は分からない事が多数出て来ると思います。
  (鉛筆書きかボールペンか等からはじまり、どこに何を書くかまで)
  分からない部分はどんどん聞きましょう。

(3) ライン検査

陸運局にライン検査のチラシがあるので、前もって確認しておきます。
申し出れば見学もさせてもらえます。
ラインの入り口に並び(大抵20〜30台くらい並びます)
ライン中は音声ガイダンスがあり、分からない事はインターホンで
聞けるので、ゆっくり(後ろがいても気にせず)順番に検査していきます。

@ 外観検査
   最後の場合もあるのですが、天気のいい日は最初に来ます。
   ホイールナットの締め具合、車体番号、エンジン形式、
   不法改造などが無いかの検査です。
   1人の検査員が並んだ順に点検していきます。

     問題ありませんでした。

A サイドスリップ、ブレーキ等(ここから実際の機械による測定になります)
   サイドスリップ、前ブレーキ、後ブレーキ、スピードメータを
   順に測定していきます。電光掲示板の順に操作していくだけです。
   FF、フルタイム4WDの場合は係員に連絡が必要ですが、
   デリカは関係ありません。
   測定後、記録紙(5−2)−Fの用紙)に機械で記入します。

     問題ありませんでした。

B ヘッドライト、排ガス
   指定の位置(きっちり合わせないと測定できないので)まで前進します。
   ヘッドライトのハイビームの光軸測定をします。
   ディーゼルなので排気ガス測定は有りません。
   デリカは4灯式なので、外側のロービームを覆う必要があります。

     左右とも問題ありでした。(電光掲示板にどっちにずれているかでます)
      左 左にずれていました。
      右 右で上にずれていました。

  * ライン検査なので、1部に問題が有ってもそのまま最後まで検査していきます。

C 下回り
   検査ピットに進み、ライト類の検査、下回りなどを検査ハンマなどで検査します。
   発煙筒も確認されるので、忘れずのに持っていきましょう。

     問題ありませんでした。

D 総合判定
     検査室の人に、どこがどう悪いか確認します。


(4) 光軸調整と再検査

光軸の調整は最初壁に当てて自分でやっていたのですが、
3回やっても通らずにしかも調整ネジ(実際は裏側のプラスチックの
調整棒との連結用のギアボックス)が壊れて、ライトアッセンブリを外し
裏側の調節の棒を直接まわして調整する羽目になりました。
最後は結局近くのテスタ屋で測定しながら調節しました。
測定および調整費で¥2,625かかりました。
3時間近くかかってしまいました。

再検査は、問題が有った部分のみの測定なので、ラインの入り口の
インターホンで話し、その部分のみ検査します。

(5) 検査で合格したら、検査員のハンコをもらい、陸運局の窓口に書類を提出し、
    新しい車検証と車検月のステッカをもらいます。
    10分くらいで出てきます。


6.車検にあたって気になった部分
(1) 前もって外したのですが、ルーフキャリアなどは外さないと
   通らないんでしょうね ?(全高が変わるので)

(2) ステアリングの向きをタイロッドで調整したので、サイドスリップが
   OKになるか。
   問題なく通りました。

(3) ステアリングを少し小径のもの交換していたので、OKが出るか。
   一応ノーマルを持っていったので、対処できると思っていましたが、
   全く問題ありませんでした。

(4) 後づけでフォグランプをグリルガードの中央(オプションのフォグの取付け位置)に
   付けているのですが、ランプの前面がガードより前に出ていて
   (ガードカバーよりは後)、心配でしたが、問題ありませんでした。
   まあだめな場合は外せばいいと思っていたので。

(5) フロントドライブシャフトのブーツは、谷の部分がそろそろ交換が
   必要な状態でした。これは、近々交換する必要が有りそうでした。


7.費用

  最低限掛かる費用

(1) 自賠責保険料 27,600
(2) 自動車重量税 50,400
(3) 検査費用  1,400
(4) 継続検査申請書     31

合計 79,431

  整備等にかかった費用

(1) 洗車代    600
(2) 缶スプレー    938
(3) グリース代    500(位)
(4) ヘッドライト調整代  2,625

合計  4,663

  総合計 84,094 円

8.日数

点検整備
1日半かかりました。どうしても、普段目の行かないところの
掃除(フロントノアッパーアームの上に1cm位土が積もっていた 等)などが
あり、また下回りの塗装などをやりはじめると、時間はかかると思います。
今回はブレーキ関係の分解はしなかったのですが、その辺まで
やろうとすると、3日位かかるかもしれません。

当日
書類作成 1時間
ライン検査 1時間かあ1時間半
新しい車検証 10分
ヘッドライト 3時間!!

通常(何も問題なければ)であれば半日(と言っても仕事は結局1日休みかなあ)
あればOKでしょう。

9.最後に

ユーザー車検は今回で2回目です。(前回はかみさんのミニ1000でした)
メリットは、やはり費用的な面が大きいです。
ただし、今までの経験からどうも他人の整備に信頼がもてないというのも多分にあり、
自分でできるところは自分でやることで安心できると言うメリットも多分にあります。
但し逆に、何があっても自分の責任と言う事にもなりますが。

24ヶ月点検については、特に難しいところはないので、個人でやる場合は、設備(工具)と
やる気と時間と言う事になると思います。
特に時間については、普通ディーラーなどでは、基本的に掃除と言うのは最低限ですが
自分でやる場合、どうしても気になってしまい余計な仕事を増やしてしまい時間が
掛かってしまいますます。
でも、そこが自分でやるいい点でもあると思っています。
じっくり時間を掛けて焦らずにやりましょう。
点検の内容自体は、ちょっとした知識があれば誰でも可能だと思います。

陸運局、車検場、整備振興会などの付属の施設については、以前よりはよくなったとは
思うのですが、まだお役所仕事といえる体質は抜けきれていないようです。
何度行っても(名義変更、他見からのナンバ−変更などで結構行ってます)不機嫌に
なるような事が必ずあります。
(中には親切な人もいるので、結局「人」ということですかね)
山形ではユーザー車検は少ないのか、ユーザー車検というと不振そうな目で見られ
る事もあります。
これからユーザー車検をしようと思っている方は、ユーザー車検を楽しむ位の気持ちで
受けた方がいいと思います。今回は2回目だったので、こんなもんだという事が分
かっていたのですが1回目は結構大変でした。

車検というのは、あった方がいいと思いますが、今の検査内容ではあっても無くても
あまり関係ない様に思います。
ライン検査でいうと、有効なのはブレーキ検査と排気ガス検査くらいでしょうか。
サイドスリップは狂っているとタイヤの辺摩耗、ハンドルが取られるなど運転していれば
気付く事です。また最近はアライメントテスタが普及してきたので、そちらの方が信頼できます。
スピードメータは今時40kmでは意味があるとは思えません。80kmとか100kmとか
危険が増すスピードの誤差測定ならまだしも。
ヘッドライトはハイビーム測定は全く意味が有りません。特に最近の4灯式では。
どうせやるなら、なぜ使用頻度の高いロービームにしないんでしょうね。
昔のシールドビーム(ハイ/ロー組込みの)の名残としか思えません。
また、点検記録簿は2回とも見られませんでした。
適当に記入しても車検は通るようですね。こっちの方が重要だと思うのですが・・・。

まあこんなことで車検は無事終了しました。


以上 結構長くなりましたが参考になればと思います。


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